iTunes Matchを始めるにあたって、マッチングの途中で処理が止まってしまったので、対策を調べてみた。
1. iTunes Matchで困ったこと
iTunes Matchのマッチングが途中で止まる問題に悩まされていましたが、同じ問題に悩む人は少なくないようで、Appleサポートコミュニティに良い情報がありました。
以下、その情報を元に私が解決に至った方法をご紹介します。
2. まずは、マッチングの進捗状況を確認!
iTunesの「スマートプレイリスト」を下図のように作成しました。このリストで、「まだiTunes Matchで未処理の楽曲はどれか?」が把握できます。
AppleサポートコミュニティではMac版のスクリーンショットが紹介されていましたが、私のWindows版 iTunesでは、このような設定でスマートプレイリスト「iTunes Matchの状況」を作成しました。
(プレイリストの名前は、何でもいいと思います)
MacのiTunesでは?
ちなみに、このプレイリストをMacで見てみると、少しばかり文言が変わってきます。 「マッチ」(Win)が「一致」(Mac)になったり、「複製」(Win)が「重複」(Mac)になったり…。
3. 時間がかかりそうな楽曲は、バックアップを取っていったん削除!
作成したスマートプレイリストの楽曲一覧を見てみると、iTunes Matchがこれからエンコードしてアップロードしようとしているのがどの曲なのかが分かります。
その中には、「これのエンコードとアップロードに時間がかかるなら、後回しでいいや」と言う曲もあることでしょう。
私が後回しにしたもの
私の場合は、以下のような楽曲(?)は後回しでいい、と思いました。
- 娘の参考書などに付いてきたCD (TOEICや英検のヒヤリング対策CDなど)
- 落語CD (私が大量に持っている落語CDはほとんどマッチしてくれないようです。T_T)
- ラジオドラマ系CD
そこで、これらの楽曲は一旦バックアップを取って、iTunesから削除しました。
楽曲を削除する時のTIPS
削除しようとしても「スムーズに削除できたりできなかったり」とイライラすることもありました。
そんな場合は、削除時のダイアログボックスで「これらの曲は、iCloudからも削除されます」にチェックを入れるとスムーズに削除できました。
削除した効果
削除した曲も、いずれ時間のあるときにiCloudにアップロードし直す予定なので、今はiCloudから削除しても(私個人的には)問題ありません。
この処理のおかげで、6500曲前後あった楽曲が4000曲弱に減りました。
でも、減った曲数ほとんどは、上にも書きましたように、娘の英語のヒヤリング試験対策の音声データでしたので、私的には心の負担は全くありませんでした。(^^;)
4. 再度 iTunes Match にトライ!
再度iTunes Matchを開始します。
ステップ1は、ミュージック・ライブラリの規模に応じてかなりの時間がかりました。
(放っておいたので、どれくらいかかったかよく分からないんです ^^;)
気がついたらステップ2を通り過ぎ、ステップ3の「アップロード」が始まっていました。
私の場合、アップロード対象は380曲程度でしたが、「今何曲目のどの曲をアップロードしているのか」は表示されますので、進捗が分かって安心です。
5. ステップ3でiTunesが落ちる場合は、他のデバイスからの登録を試す!
私の場合、理由はよく分からないのですが、特定のアルバムを追加でアップロードしようとすると、iTunes自体が落ちてしまうことがありました。
そんな時には、Macの方にファイルを移して Macで「iTunes Matchのアップデート」を行うことで、アップロードに成功しました。
6. おわりに
以上の手順によって、私は無事にiTunes Matchを開始できました。
何らかのご参考になるようでしたら幸いです。
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