こちらの続きです。→ カンタベリーまでの高速鉄道編
カンタベリーに到着してから、大聖堂に行こうとして道に迷ってしまい、後から行くはずだった「聖アウグスティヌス修道院跡」を先に見学した話。
カンタベリーの街
昼前に到着したカンタベリー・ウェスト駅は、こぢんまりとした駅舎だった。
駅前は絶賛工事中。ロータリーとかできるのかな?
駅前の道路を渡って一歩入ると、おとぎ話の風情を感じさせる町並み。
きっと、意識して雰囲気を大事にする町作りを続けているんだろう。何とも素敵な…。
途中でお堀を渡ったんだけど…
その橋の歩道に石が敷いてあって、足の裏にゴツゴツとした感触が!
昔を偲ばせるための仕掛けなのか、あるいは足を滑らせないための配慮なのか、それともその両方なのか。
堀の内部の水路は結構複雑で、水門が設けられている箇所も。
普通に釣りをしているおじさんも見かけた。
そして、まっすぐ大聖堂を向かうつもりが、どこかで道を間違えたらしい…。
聖アウグスティヌス修道院跡( St. Augstine’s Abbey)
気がついたら、二番目に行くはずだった観光スポット「聖アウグスティヌス修道院跡」の近くにいたので、先にそちらを見ることに。
(この建物自体は遺跡ではない)
緑の草に囲まれた遺跡とか、何とも素敵な保存状態。
西暦500年代の遺跡が近付いてきた。
日本語のオーディオガイドに案内してもらう。
遺跡の中に入り込んで、直接手で触れられる、というのは結構ゾクゾクした。
綺麗な草の上で、日の光を浴びながら、1,500年前のことを想像してみる。
聞こえてくるのは、鳥の鳴き声と風の音だけ。
柱に囲まれたホールの奥に設置されているのが、祭壇だろうか。
何度も空を見上げる。広くて青い。雲が流れるスピードが速い。
柱で囲まれたホールに降りてみる。
パノラマモードで、周囲をぐるりと撮影してみる。
ここはあまり崩れていない。年代が新しいのか、それとも修復が進んでいるのか。
ローマからイングランドにキリストを布教に来た聖アウグスティヌスの墓所。
この中庭は、当時から憩いの場だったのかしらん?
ここは当時食堂だったらしい。右手に見えているのが、厨房跡だそうな。
「セント・パンクラス教会」?
セント・パンクラスって、こっちに来るときに経由したロンドンのターミナル駅の名前じゃないか!
木陰のベンチに座って、一休み
雲の様子が面白くて、やっぱり何度も空を見上げてしまう。
こんな形の雲、日本では見かけたこと無いと思うんだけど…。
それこそ、西洋の絵本に出てくるような形!って気がする。
当時の人の革靴、だって。
この遺跡は、予想以上にいいところだったなぁ。道を間違えて良かった。
ちょこちょこと土産を買い込む。
お昼
しかし、時刻は13:30。朝食をたっぷり食べたとは言え、さすがにお腹が空いてきた。
そこで、遺跡から大聖堂に移動する途中で見かけたタイ料理屋に飛び込む。
なかなかいい雰囲気の店内なんだけど、客は僕だけ…。
注文したのは、タイ風焼きそば。
これが、この旅行で最初に食べた「レストランでの食事」ということに。
ちょっと脂っこくて、甘味と酸味が強かったけど、でも美味しかったよ!海老もニラもGood!!
お腹を満たした後の大聖堂は、次のエントリーにて! → ようやく大聖堂へ
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