ロンドン旅行2日目: 自然史博物館 (Natural History Museum)

こちらの続きです。→ 2日目AM シャーロック・ホームズ博物館


午前中のシャーロック・ホームズ博物館→メリルボーン・ハイストリートへの外出でくたびれたので、ホテルでしばし休息。
また出かける元気が出たところで、近場の自然史博物館を観に行くことにする。

地下鉄で一駅だけど、天気が回復してきたこともあり、徒歩で出発してみた。

一駅分徒歩で

Googleマップが示す先に、ずいぶん格好いい建物が見えてきた。これか?

これが博物館?

やっぱりこれだった!何と立派な…。(゜Д゜)
これが博物館って、格好よすぎでしょ!
この手の博物館は、ほぼ全てが無料。恐れ入る。
(オーディオツアーは有料で、それで少し回収できているのかも。)

自然史博物館の偉容

パノラマで撮影してみた。

パノラマで撮ってみた

入り口の前では、鳩が水浴び。

鳩が水浴び

入ってすぐの中央ホールを埋める、巨大な恐竜の骨格。
直感的に、「この建物は、恐竜を中央に納めることを第一義に作られたんじゃないの!?」と思ってしまった。(それが合っているかどうかは分からないけど)

中央ホールがいきなり凄い

「自然史博物館」は別に恐竜専門の博物館ではないんだけど、入り口であんなものを見せられると、やっぱり足は恐竜展示室に向いてしまう。
その展示室に入ってすぐの化石が、また格好いい。円形に切り出した化石の展示って!!

恐竜コーナーの最初の展示物

その横には、これまたド迫力のトリケラトプスっぽい恐竜の骨格。ただただ圧巻。

トリケラトプス

そこから階段を上って空中廊下を歩き、展示室の全容を下に見ながら施設の端まで進むことになる。
その廊下と同じ高さにもいくつかの骨格が展示されていて、「見せ方」のスマートさにうっとりしてしまった。

空中廊下

そして階段を降りたところでは、T-Rexがジュラシックパーク的に動いていた!

その先から、説明や小さめの標本の展示が始まる。

細かな展示の始まり

博物館の床は、フローリング。木の音や感触が、歩いていてとても気持ちいい。

フローリングの床

これ、恐竜の胃の中に入っていた意思なんだって。鳥と同じように、こういうものを胃に入れておくことで、消化を助けるらしい。
そのこと自体も興味深かったけど、展示物を直接手にとってみられる、ということにもちょっと驚いた。
「盗まれる」「いたずらされる」とかいうデメリットよりも、実物に触ることができるというメリットを優先しているんだろう。そういう文化がちょっと羨ましい。

胃の中の石

恐竜のかぎ爪。自分の手と比べてみる。

かぎ爪!

恐竜コーナーを離れて、中央ホール奥の階段を上ってみる。この写真の奥(建物の入り口2F)に、何やら木の大きな切り株が見える。

中央ホール2F

アメリカのシエラネバダ山脈から切り出してきた、セコイヤらしい。

セコイヤの断面

年輪に、その頃の出来事が記入されている。西暦550年から!
マヤ文明の消失とか、マルコポーロ生誕、とか。もうね…ヽ(´ー`)ノ

セコイヤの年輪

天井の装飾も、えらく格好いい。

天井の装飾

ほ乳類コーナーには、シロナガスクジラの実物大模型が! いや、でかい!こんなのと、海の中で出会いたくない!

シロナガスクジラ

展示を満喫して外へ。ホテルまで、歩いて帰る。

帰路も徒歩で

駅の反対側からホテルに帰り着いて、初めて気がついたんだけど、このホテルにはカジノが併設されていた。
小心者の僕は、もちろん足早にスルー。

ホテルのカジノ

朝食を食べ過ぎているのか、やっぱりお腹が空かないので、スーパーで牛乳を買って夕食代わりに。
日本の牛乳よりもずっと飲みやすくて、これなら僕でも何も混ぜなくても飲めるなぁ、と思った。

スーパーで買った牛乳

そしてこの日も早寝。 でも、一日しっかり観光できて、ちょっと自信が付いた。


続きは、3日目。→ カンタベリーへ!

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